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近畿大学

エネマネR(アール)ハウス

窓辺のカートリッジとルームガーデンで
生まれ変わるすまいとコミュニティ

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プロジェクト概要

「カートリッジ」と「ルームガーデン」を組み合わせて、家族のサイズやライフスタイル、周辺環境の変化に対応した居場所の再配置を行い、既存住宅の安全で快適なストック化と、住宅地のコミュニティ再生を提案します。

こだわりポイント

エネマネR(アール)ハウスは、既存住宅のリノベーションによって、思い出の空間を継承しながら高性能で創造的な暮らしを提供するというものです。既存の窓を延長した「窓辺のカートリッジ」を増築しながら、既存部分の一部を超高断熱化します。高断熱化しない既存部分は半屋外空間である「ルームガーデン」とし、新たな活動を生み出します。このリノベーションによって主要な生活空間が高断熱空間に限定され、エネルギー消費量を削減することができます。さらに、カートリッジの付け替えによって、子供が独立した後のリタイア世代の住み替え問題や、郊外住宅地の空洞化などの問題に柔軟に対応します。住み替えがもたらす身体的、心理的ダメージをできるだけ減らし、コミュニティとの繋がりを築いていける住宅ストックと住宅地ストック形成を目指します。